マック急変！！

今日は出版の原稿を完成させるぞー！
と朝からいきごんでマックの散歩に
出かけた。

いつも通り好調！
元気に走り、散歩にはしゃぐ
マック。

さあ、もう少しで家路。
（はよ帰るで～）
ふとマックが道の端に
ふらふらと寄りはじめる・・。

（あれ？）

見ると、
ふら・・、ふらふら・・・
ふら・・・。
どんどん左に偏って歩いている。

しまいに歩けなくなる
くらいふらつきはじめる。

「どうしたん？」

止まって様子を見るも
一向に症状が良くならない。
抱きかかえて家まで帰る。
重たくて手が
しびれそうだ。

帰って下に降ろしても
まっすぐ歩くどころか
立てなくなり、
頭からひっくりかえる
始末。
水を口元にもっていっても
飲まない。

一体どうしちゃったのさー！！
死んだら嫌だぞー！

慌てて動物病院に
電話する。
受付の人が先生に変わって
くれる。

「・・・。マックちゃん１３歳に
なりますね。」
「年齢が年齢なので危険かもしれません・・。」

「分かりましたすぐ連れていきます！」

マックは痛みはないのか
いつものように、ふらつきながらも
私についてこようとする。

「あかんって寝てて！」

「ぐ～、げぼ！」
ふいに朝ご飯を戻した。

とにかく、
じっとさせて目を見てみると
眼球がいつもより飛び出てる
感じで、黒目がゆっくり
上に移動している。
そのまま死んでしまいそうな
勢いだ！！

「長生きしてな！っていってるやん！
まだ早いで！！」

緊急事態に原稿を仕上げるのも
すべてストップ。
泣きながら病院へ連れていった。

待ち時間は長い。
1時間くらい待って
少し様子を見ようと
外に連れて出てみた。

少しふらっとしている。
・・・が、
おしっこをして、
次の瞬間、

ひょい。
ててててて・・・・。

いつも通り元気に歩き出す。

（！？）
「あれ？」
「戻った？？」

なんとあれほど立てなかったのに
元に戻った。
診察時間が来た時には
いつものはちゃめちゃ元気
マックに戻っていた。

「うーん。今は戻っていますね。」

血液検査の結果も
すべて良好。
原因不明。
念のため炎症を
押さえる薬が出た。

もし、今後も
突発的な発作が
続くようであれば
脳の方も調べることに
なる。

とりあえず、
命に別状はなかったが
まだまだ、気をつけて
見ておかなくてはいけない。
安心は禁物だ。

とうの本人は
病院で疲れたらしく
帰ったらご飯をぱくぱく
食べて、ぐっすり寝た。

私の原稿は
こうして今日も
順調に遅れていく・・・・・・・・・・・・。

はぁ・・・。